雨鱒の川 ファースト・ラブ
![]() | 雨鱒の川 ファースト・ラブ スペシャル・コレクターズ・エディション (2005/04/08) 玉木宏、中谷美紀 他 商品詳細を見る |
邦画のラヴストーリーをとっても毛嫌いしてましたけど、気になる出演者なだけで、我然見る気が湧きますね(笑)
色んなジャンルを見るきっかけを与えてくれる玉木さんに感謝!(笑)
絵を描く天賦の才を持った少年と、耳の不自由な少女、さらにその少女に想いを寄せる年上の少年の悲しいくらい澄み切った三人の物語!そして、それから12年後の物語――。
【ストーリー】
どこまでも広がる大地、大きな空という豊かな自然に囲まれ育った8歳の心平(須賀健太/玉木宏)は、夫を亡くし、身体が弱いながらも一人でたくましく生きる母沙月(中谷美紀)と二人で楽しく暮らしていた。絵を描くことが大好きで授業中も絵に夢中になっている心平は、授業が終わるとすぐに教室を飛び出し大好きな<川>へ向かう。優しい母に魚をたくさん食べてもらう為に、魚捕りに行っているのだ。幼なじみの小百合(志田未来/綾瀬はるか)は、耳が聞こえないが不思議と心平とだけは心が通じ合い、いつも二人で遊んでいた。そこでは秀二郎(柄本明)が、二人を見守りながら幻のイトウを追いかけている。
ある日、川に潜っていた心平は、大きくてきれいな魚・雨鱒に出会う。ヤスで突こうとするが雨鱒は逃げずにじーと心平を見つめている。そして雨鱒は突然心平に語りかけてきた。すぐに友達になった心平は、雨鱒と毎日川で遊ぶようになる。もちろん小百合も一緒だ。自然と川に集まる子供たち。その中に小百合のことが好きな年上の少年、英蔵がいる。しかし、小百合に話しかけても、小百合には、英蔵の声は届かない・・・。 そんなある日、オスの雨鱒がメスの雨鱒を連れてやってきた。結婚して上流の方に行くというのだ。小百合は「あたしも大きくなったら心平のお嫁さんになる」と雨鱒たちに約束する。寂しいながらにさよならをする二人。
ある日、心平の雨鱒の絵がパリ児童絵画展で特賞を獲った!という大ニュースが飛び込んでくる。小百合の実家である町の名士・高倉酒蔵が主催して、心平の祝賀会が行われた。高倉社長は亡き心平の父親の友人で、沙月に密かな想いを抱いていた。祝賀会の席で心平の将来を心配していた母沙月は最高に幸せだった。眠ってしまった心平を預け、月光が照らす雪道を一人帰る沙月。嫌な予感がして飛び起きた心平が、シンと静かな雪景色の中をかけて行く。そして真っ白な雪の中に月の光がさしている。そこに横たわる美しい母の姿・・・。冷えきった沙月の傍らで悲痛な叫びを上げる心平。
(公式)
上のストーリーだけ読むと、ちょっと暗い映画なように感じますが、全くそんなことないです!
それから大人になるくだりなどは書かれてませんが・・・。それはネタバレになってしまいますが・・・
結構以下で書いちゃいます(笑)
ほとんどが、子どもの頃の話なのですが、なんとなく懐かしい雰囲気というか、大自然に囲まれていて観てて心が晴れ晴れしますね。
玉木さんは、登場シーンは殴られるところからで驚いたんですけど(笑) 素朴な純粋な青年を上手に表現されてました。
しかし、今回は玉木さん云々よりも、中谷美紀さんの演技に釘付け。
「ケイゾク」の時から好きな女優さんだったんですが。
初めて母親の役をしたみたいなんですが・・・まさに母親の理想形を演じてらして。
あんな母親になりたいなって思いました。
改めて、母は強し、と思わされました。
一番、中谷美紀さんが印象的。阿部寛さん(小百合の父役)もですが。
ネタバレしてしまうと、蔵の娘小百合は、そこで働くやり手の英蔵(小さい頃から小百合が好き)と両親の意向により結婚させられる流れになるんですが、結局心平と駆け落ちするんですね。(迎えにきた心平かっこいいです笑)
未遂に終わってしまいますが・・・・。捕まらないかヒヤヒヤさせられました((+_+))
その時に、じいちゃん(柄本明)の助けで、川でイカダに乗って逃げようとするんですが・・・
夢壊して申し訳ないんですけど、イカダに相当笑ってしまって(笑)(笑)
だってイカダですよ??(笑)田舎で、道路を通れば地元民にすぐ見つかってしまうから、見つかりにくい山の中の川を選んだ(雨鱒とかけて)のは分かるけど・・・凄くゆるやかな川になった時とか・・・(笑)
英ちゃん(英蔵)に対して「私には心平しかいない」っていう手話がなんだか切ない。
そして、駆け落ちを最終的に手助け?する英ちゃんがまた切ない。
綾瀬はるかさんも、難しい役ですが、とても様になってました。
鹿男コンビなのでなんだか違和感を感じそうだったけど、そうでもなかったです(笑)
特典映像の二人の和気あいあいとした仲の良さが微笑ましくて^^♪面白い(笑)
綾瀬さんが天然だとは知ってたけど、あんなに面白くてサバサバしてるなんて(笑)
「ったーまきひろしでっす」のもの真似とかww
純粋に心があったかくなりたい人にお勧めの映画です(^^)
ですから、勿論happy endです!
大人になったシーンよりは、母と子の頃の方が感動的でした。
今のところ、ウォーターボーイズ入れて観た玉木出演作品映画は6作ですが、一番感動したのは
「ただ、君を愛してる」ですね^^♪
玉木さん、画を描く役が多いですよね。様になるからかな。
次は恋愛小説かなー。リボルバー観たいけどレンタルになかった・・・。
